『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、『ハリー・ポッター』シリーズの第6巻。
2009年に同じ題名で映画『ハリーポッターと謎のプリンス』が公開されました。
シリーズ全体の中でも重要な位置を占める作品です。
本記事では映画『ハリーポッターと謎のプリンス』 あらすじと解説/考察を紹介します。
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映画『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の作品情報
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、映画『ハリー・ポッター』シリーズの第6作目です。(全8作)
公開日 | 2009/7/14(日本) |
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監督 | デヴィッド・イェーツ |
原作 | J・K・ローリング |
脚本 | スティーヴ・クローヴス |
キャスト | ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン ほか |
上映時間 | 2時間33分 |
配給 | ワーナー・ブラザース、ヘイデイ・フィルムズ |
興行収入 | 9億3448万3039ドル(=日本円 約1,453億円) |
ハリーポッターと謎のプリンス 簡単にあらすじ
まずは簡単に『ハリーポッターと謎のプリンス』のあらすじを紹介します。
ヴォルデモートの影が忍び寄り、魔法界全体が緊張感に包まれる中、ホグワーツ魔法魔術学校で6年生となったハリー。(7年生が最高学年です)
ダンブルドア校長から、ヴォルデモートの過去を探るための特別な任務を与えられます。
一方、ハリーは恋に悩み、周囲との関係にも変化が。
また「半純血のプリンス」(=謎のプリンス)と署名のある教科書を手にすることで、魔法薬の才能を開花させますが、同時に危険な呪文にも手を染めてしまいます―。
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前作『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』のおさらいあらすじ
以下、前作『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』のおさらいです。
前作『ハリーポッターと不死鳥の騎士団』のラストでは、魔法省でヴォルデモート卿と直接対決をしました。
その戦いで、ハリーの心のよりどころであったシリウス・ブラックが死亡。
ルシウス・マルフォイ(ハリーの同級生マルフォイの父親)を投獄へと導き、ヴォルデモート卿の復活を世間に知らしめました。
魔法省がヴォルデモートの復活を認めたことで、魔法界全体がパニックとなりました。
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ハリーポッターと謎のプリンス:詳細にあらすじ(ネタバレ含)
以下、『ハリーポッターと謎のプリンス』の詳細あらすじです。
あらすじ:ホラス・スラグホーンと、怪しいドラコ・マルフォイ
夏休み、ダーズリー家に帰省していたハリー・ポッターは、自分を迎えに来たアルバス・ダンブルドアとともにホラス・スラグホーンの家へ向かいます。
ホラス・スラグホーンは、ホグワーツ魔法魔術学校の元先生。
ダンブルドアとともに、ふたたびホラス・スラグホーンにホグワーツで先生になってくれないか説得します。
ホラス・スラグホーンは超ミーハー。
「選ばれし者」であるハリーに、ホラスは興奮を隠せません。
説得に成功したあと、ダンブルドアはこの1年間、自分の個人授業を受けてほしいとハリーに頼みます。
そのころ、ナルシッサ・マルフォイとその姉であるベラトリックス・レストレンジは、セブルス・スネイプを訪れます。
ナルシッサはスネイプに、ヴォルデモート卿から危険な使命を受けた息子、ドラコ・マルフォイを支援するよう頼み、その確約として「破れぬ誓い」を結ぶ。
新学期の準備のため、ハリー、ハーマイオニー、ロンはダイアゴン横丁に向かう。
そこでドラコ・マルフォイと出くわすが、その挙動を怪しみあとを追います。
マルフォイは尾行に気がつかず、「夜の闇横丁」の「ボージン・アンド・バークス」に入り、オーナーのボージンを脅し何かの修理方法を聞き出すが、結局修理方法は不明のままに終わる。
あらすじ:半純血のプリンス蔵書
新学期になりホグワーツに戻ったハリーたち。
てっきりホラス・スラグホーンは、空席だった「闇の魔術に対する防衛術」を担当すると思っていたハリー。
が、実際は「闇の魔術に対する防衛術」を担当するのはスネイプであり、ホラス・スラグホーンは「魔法薬学」を教えることになります。
ホラスのお気に入りであるハリーは教科書すら持たず教室へ入ってきたハリーに、戸棚にある教科書を貸し出すほどの甘やかしぶり。
ハリーが借りた魔法薬学の蔵書(教科書)には“半純血のプリンス”とサインが刻まれており、魔法薬のことだけでなく彼が発明した闇の呪文が多く示されていました。
蔵書の内容を参考にしたことで、ハリーはトップの成績を叩き出し、それから夢中になって蔵書の内容を研究しはじめます。
あらすじ:ホラスへの探り、分霊箱の秘密
一方、ハリーはダンブルドアのもとでヴォルデモートとの対決に備えるための「個人授業」を受けます。
ヴォルデモート、つまり、トム・リドルの出生と生い立ち、なぜ彼が闇の魔術に手を染めるようになったかを探っていきます。
そしてダンブルドアは、ハリーに「ホラスがヴォルデモートの秘密を知っている。取り入って探りなさい」と命令します。
ホラスへ探りをいれるハリーですが、ホラスにとってトムとの思い出は恐怖に支配されており、ハリーに秘密を打ち明けることはしませんでした。
口を閉ざすホラスに、ハリーは幸運の液体「フェリックス・フェリシス」を使い、ホラスとトムの記憶を入手します。
そこで、トムは幼くして、魂を切り分けて保管することのできる分霊箱の作り方を知ってしまったのでした。
自分の魂を分霊箱に分けておけば、生身が傷つけられたとしても死はまぬがれます。
ヴォルデモートの分霊箱は、全部で7つあり、それを全て破壊しなければならないことを知ります。
あらすじ:ダンブルドアの死、謎のプリンス正体
6年正も終わりに近づいていたころ、ハリーはダンブルドアにともなわれて新たに発見した分霊箱の捜索に向かいます。
ふたりはかろうじて分霊箱を見つけ出すが、闇の罠と戦ったダンブルドアは著しく衰弱します。
ホグワーツの天文塔に帰還したふたりでしたが、天文塔に気配を感じたダンブルドアは、とっさにハリーを遠ざけます。
塔に現れたのは、追い詰められたドラコ・マルフォイでした。
「あなたを殺らなきゃ俺が殺される」と叫ぶドラコに、ダンブルドアはなおも軽快な言葉をかけ続けます。
恐怖に支配されたドラコは、ダンブルドアの軽口を聞く耳など持ちません。
そのとき、震えるドラコの前に出たスネイプが、ダンブルドアに向け「アバダケダブラ」の呪文を放ちました。
ダンブルドアを殺してしまったのです。
ハリーは半純血のプリンスの蔵書で覚えた闇の呪文でスネイプを攻撃するが、呪文は通じずあっけなく倒されます。
そして、蔵書を作成した「半純血のプリンス」の正体こそ、スネイプであったことを知る。
スネイプは、ドラコたちとともに逃亡。
満身創痍のハリーはダンブルドアの遺体のそばに戻り、分霊箱の「銀のロケット」の蓋を開ける。
だが、ロケットから出てきた「R・A・B」なる人物の書置きは、本物の分霊箱を壊すために偽物とすり替えたことを綴っていた。
ダンブルドアは偽の分霊箱に、命をすり減らしたのでした。
ダンブルドアの校葬が執り行われるなか、ハリーは来年は学校に戻らず、ただひとり残りの分霊箱を探し出して破壊することを決意し、親密となっていたジニーに別れを告げる。
しかしロンとハーマイオニーはハリーに旅に同行する覚悟を伝え、3人は分霊箱探しの旅に出ることになる。
ハリーポッターと謎のプリンス 見どころポイント
本筋ではないですが、以下も『ハリーポッターと謎のプリンス』見どころポイントです。
ハリー、ジニーへの恋
前作ではチョウ・チャンとの恋が新店したハリーですが、今作からはロンの妹であるジニーに恋心を抱きます。
長年、可愛い妹的な存在だったジニーが気になりだします。
3人の関係変化:ロンとハーマイオニーの恋のゆくえ
今まで仲良し3人組だったハリー、ロン、ハーマイオニーですが、3人の関係の変化していきます。
ハーマイオニーはロンの恋心を認め、ラベンダーと付き合うロンへ嫉妬や怒りを露わにします。
ロンの鈍感!ばか!
ロンのクィディッチ試合参戦
今までクディッチといえば、ハリーの見せ場でしたが今作はロンが大活躍!
試合前にガチガチに緊張してしまうロンが、どう大活躍するかは要チェック。
ハリーポッターと謎のプリンス 解説と考察
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』は、シリーズ全体の中でも重要な位置を占める作品です。
ヴォルデモートとの最終決戦に向けて、物語は大きく動き出し、登場人物たちの関係性も複雑になっていきます。
とくに以下の点が注目したいポイントです。
謎のプリンスの教科書:この教科書は何なのか。誰が書いたのか。謎のプリンスは何者なのか。
分霊箱(ホークラックス):ヴォルデモートが不死身になるために魂を分けた分霊箱(ホークラックス)。
分霊箱、シリーズ終盤の重要なテーマとなります。
スネイプの役割:今まで父親と仲が悪かったいじわる先生という立ち位置でしたが、本作で確実な「敵」となります。
本作では、単なる冒険物語にとどまらず、友情、恋愛、裏切り、そして死といった普遍的なテーマを描いています。
またシリーズ全体の伏線を回収し、最終章へと繋がる重要な役割を果たしています。
ヴォルデモートの過去や、分霊箱(ホークラックス)の秘密など、本作で明かされた情報は、後の物語展開を大きく左右します。
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ハリーポッターと謎のプリンス:よくある質問
謎のプリンス(半純血のプリンス)の正体は誰?
セブルス・スネイプです。
本作のラストでハリーは半純血のプリンスの蔵書で覚えた闇の呪文でスネイプを攻撃しますが呪文は通じずあっけなく倒されます。
そして、蔵書を作成した「半純血のプリンス」の正体こそ、スネイプであったことを知ります。
なぜスネイプは自分を半純血のプリンスと呼んでいたの?
セブルス・スネイプは、純血の魔女アイリーン・プリンスとマグルのトビアス・スネイプとの間に半純血として生まれました。
父親と良好な関係を持てなかったセブルスはやがて母親の家系(魔法族)に自らのアイデンティティを見いだすようになり、密かに母親の旧姓を使って「半純血のプリンス」というニックネームで自分を呼びました。
プリンス=王子ではなく、プリンスは母親の旧姓です。
最初、自分のことを「王子」と呼んでいたスネイプあいたたた…と思っていましたがただの旧姓でした。
セクタムセンプラとは何?
セクタムセンプラとはセブルス・スネイプが発明した呪文です。
命中すれば対象を切り裂き激しい出血を起こさせます。
『ハリー・ポッターと謎のプリンス』の次は?
『ハリー・ポッターと死の秘宝PART1』そして『ハリー・ポッターと死の秘宝PART2』です。
上記で、ハリーポッターシリーズは完結します。
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まとめ 映画ハリーポッターと謎のプリンス あらすじ。解説と考察。謎のプリンスは正体は…
以上『映画ハリーポッターと謎のプリンス あらすじ。解説と考察。謎のプリンスは正体は…』でした。
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