はじめに ムスカ大佐 徹底プロフィール 年齢は?ムスカはなぜ愛されるキャラクターなのか?
スタジオジブリの名作アニメ映画『天空の城ラピュタ』は、1986年の公開以来、多くのファンに愛され続けています。
物語の魅力的なキャラクターたちの中でも、特に強烈な印象を残すのがムスカ大佐です。彼の独特な性格と魅力的な悪役ぶりが、多くの視聴者に深く刻まれ、いまだに語り継がれています。
今回は、ムスカ大佐の徹底プロフィールと、その人気の秘密を掘り下げて紹介します!
ムスカ大佐 徹底プロフィール 年齢は?本名は?
ムスカ大佐は『天空の城ラピュタ』に登場する、悪役キャラクターです。
以下、ムスカ大佐のプロフィールです。
名前:ムスカ大佐(本名:ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ)
年齢:28歳(ただ「ロマンアルバム(※)」には32歳という記載もあり)
※ロマンアルバム:「徳間書店」が1977年から出版しているアニメのムック本シリーズ
仕事・役職:飛行石を探索する任務を帯びた特務機関の所属で、階級は大佐。政府の密命を受けて軍と協同しラピュタの調査をしていた。
キャリア組と思われ、28歳(または32歳)という年齢で大佐にまで昇進している。
性格:高慢、冷酷、計算高い。
ただその一方で、詰めが甘いところもあり、冒頭のシーンでは無線交信に気を取られてシータにあっさりワインボトルで殴り倒されてしまったり、ロボット兵によるゴリアテの破壊をショーと称して大喜びで見物している隙を突かれ飛行石を奪い返されたりといった失態も演じている。
物語終盤にパズーへ言った「3分間待ってやる」は、「40秒で支度しな(byドーラ)」と言われて本当に支度を終えたパズーに3分間も猶予を与えてしまったことがムスカの敗因ではないかとも言われています。
特徴:実はラピュタ王族の末裔である。(ラピュタ王家の分家であるパロ家の子孫)
そのためラピュタの力を手中に収めようとします。知識が豊富であり、ラピュタの技術や歴史に精通していますが、その知識を悪用し、世界征服を企む冷酷な野心家です。
外見:茶色の髪に金色の瞳という容姿で、視力は低く、度の入ったサングラスを掛けています。
細身の体型に、黒いスーツとサングラスという装いは、彼の冷徹さと知的さを強調しています。特にサングラスは、彼の感情を隠し見る者に恐怖感を与えるアイテムとして機能しています。
▼目が見えてるとなんだかイケメン…では?
教養:非常に高く、『旧約聖書』や『ラーマヤーナ』など古今東西の古典に通じており、さらにラピュタ文字を解読できるなど語学力にも卓越しています。
射撃の腕:大変優れており、暗闇の中でシータの三つ編みを両方とも片手で撃ち抜き、中折れ式リボルバー(の再装填をわずか3秒で完了させています。
名台詞:ムスカ大佐といえば、誰もが思い浮かべるのが「見ろ、人がゴミのようだ!」という台詞です。この一言で、彼の冷酷さと狂気が凝縮されています。
▼ムスカ大佐の名言については以下記事でまとめています。
ムスカ大佐が愛される理由
ムスカ大佐は、ジブリ作品では希少なガチ外道として描かれており、主人公サイドと和解も改心もする描写のない一貫した悪役です。
にも拘わらず、インターネットを中心に極めて高い人気を持ってます。
ジブリ映画に登場する個人キャラクターとしては唯一ウィキペディア内に個別記事を持つキャラクターであり、その高い人気が窺えます。
なぜ、ムスカ大佐はこんなも愛されるのでしょうか?
ムスカ大佐が愛される理由:独特なキャラクター造形
ムスカ大佐は、ただの悪役にとどまらず、その独特なキャラクター造形が観客に強烈な印象を与えます。
彼の冷静沈着な振る舞いと、時折見せる狂気じみた表情が、視聴者の心に深く残るのです。また、彼の過剰なまでの自己愛と野望が、魅力的な悪役としての存在感を際立たせています。
ムスカ大佐が愛される理由:カリスマ性
ムスカは、彼の野望を達成するために冷酷な手段を用いますが、その中にも一種のカリスマ性が感じられます。ムスカ大佐は自分の信念に揺るぎなく、目的のためならどんな手段も厭わない姿勢が、ある意味で観客を惹きつけます。その冷徹さゆえに、彼は時にカリスマ的なリーダーとしての側面も見せます。
ムスカ大佐が愛される理由:名台詞の数々
ムスカ大佐のセリフは、作品の中で一際輝きを放っています。彼の発する言葉は、時に哲学的であり、時に残酷で、そのどれもが強烈なインパクトを与えます。こうした名台詞が、ムスカ大佐というキャラクターをさらに記憶に残るものにしているのです。
▼ムスカ大佐の名言については以下記事でまとめています。
ムスカ大佐が愛される理由:コミカルな要素
ムスカの真剣でありながらどこか滑稽な面も、彼を愛されるキャラクターにしています。彼の誇張された振る舞いや、極端な言動は時にコミカルに映り、シリアスな場面であってもどこか憎めない存在となっています。
まとめ ムスカ大佐 徹底プロフィール 年齢は?ムスカはなぜ愛されるキャラクターなのか?
以上『ムスカ大佐 徹底プロフィール 年齢は?ムスカはなぜ愛されるキャラクターなのか?』でした。
ムスカ大佐は、スタジオジブリ作品の悪役の中でも一際異彩を放つキャラクターです。
彼の独特な性格、カリスマ性、名台詞、そしてどこかコミカルな要素が、観客を惹きつけ、今なお愛される理由となっています。『天空の城ラピュタ』を観るたびに、彼の存在感はますます際立ち、新たな魅力を発見することができるでしょう!
▼公式で、『天空の城ラピュタ』の名台詞かるたが発売されています。
ムスカ大佐で入っている名台詞は、「見ろ!人がゴミのようだ!」「目が、目がぁぁぁ!」「ラピュタは滅びぬ!何度でもよみがえるさ!」「私の名はロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ」「よめる、よめるぞ!!」「流行りの服はキライですか?」です!