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はじめに キングダム史実での趙滅亡までの流れは?(趙攻略) 漫画巻数と合わせ解説
漫画『キングダム』は、古代中国の春秋戦国時代末期を描いている作品です。
完全なるノンフィクション作品ではない(※)ですが、大きな流れは史実をもとに描いています。
(※インタビューで『キングダム』作者の原先生自身が、史実そのままだと面白くならないので脚色していると語っています)
その中でも重要な位置を占めるのが「趙攻略(趙を倒すこと)」です。
本記事は、史実に基づきながら
趙国がどのように滅亡へと向かったのか(秦がどのように趙を倒したのか)を、解説します。
既に漫画で描かれている部分は、『キングダム』の巻数に合わせて紹介します。
※『キングダム』のネタバレになりますので、理解の上お楽しみください。
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▼趙以外の国の亡びる順番・誰が倒すかは以下記事で
背景:秦 vs 趙
趙は戦国七雄の一つであり、秦とは長年にわたって戦いを繰り広げてきた宿敵です。
『キングダム』の世界でも、李牧率いる趙国は秦にとって最も手強い敵として描かれています。
史実においても、秦が中国統一を目指す上で避けては通れない大国であり、その攻略は一筋縄ではいきませんでした。
キングダム史実での趙滅亡までの流れは?(趙攻略)
以下から、趙国がどのように滅亡へと向かったのか(秦がどのように趙を倒したのか)を解説します。
既に漫画で描かれている部分は、『キングダム』の巻数に合わせて紹介します。
合従軍編:秦の防衛戦 (キングダム漫画25巻~34巻)
秦と趙の戦いの最初の大きな山場として『合従軍編』が挙げられます。
この時期、趙は他の諸国と同盟を結び、合従軍を形成して秦に対抗しました。
史実に基づくと、この戦いは紀元前241年の「函谷関の戦い」に相当します。
こちらがキングダム25~34巻で描かれています。
漫画では壮大に描かれていますが、史実の記述は非常に少なく簡素になっています。
▼読まなくて大丈夫ですが、以下の記載です。
結論、秦は自国を守り切り、合従軍側(趙側)が敗北します。
鄴編:趙の運命を握る一戦 (キングダム漫画46巻~60巻)
鄴は趙国の要塞都市であり、この都市をめぐる攻防は趙国の運命を左右するものでした。
鄴の戦いは紀元前236年に起こり、秦が勝利したことで趙国の衰退が決定的になりました。
史実でも、総大将は王翦、副将は桓齮、末将は楊端和です。(キングダム漫画と同じですね。)
この戦いにおいて、趙国の重要な拠点を攻略し、李牧は奮闘しながらも劣勢に追い込まれます。
鄴編は、キングダム46巻~60巻で描かれています。
鄴編は長いし登場人物も多いので連載中は少し心折れそうになったのですが…、単行本で一気に読むと面白いです。
キングダム内でも奮闘して秦国が勝ちましたが、史実(歴史)においても非常に重要な戦いだったのです。
平陽の戦い(キングダム漫画62巻~64巻)
紀元前236年、王翦と桓齮・楊端和は鄴と周辺の9城を落とし、2年間、秦と趙は戦闘を続けていました。
紀元前234年、桓齮は平陽(趙の城)に直行。
趙は扈輒を将として平陽を救援に向かわせ、秦軍と戦いました。
▼扈輒将軍は、顔のピアス?シール?(笑)が特徴的な将軍です。
キングダム
— 白麗 (@hakuray7) February 22, 2022
扈輒、模写
#模写 pic.twitter.com/9XkFExDTO9
秦軍は趙の将である扈輒を討ち取り、十万の趙兵を平陽の城外で斬首します(※)
紀元前233年、桓齮は再び出兵し宜安・平陽・武城の3城を取り、再び趙軍を破りその将を討ち取ります。
秦軍の勝利の戦いです。
平陽の戦いは、キングダム62巻~64巻で描かれています。
キングダム内での「十万の趙兵を平陽の城外で斬首」(※)は、雷土さんが拷問の末殺されたことに怒り、桓齮が実行しています。
雷土は拷問を受けながらも最後まで口を割らずに、非常に男らしい死に様でした。また雷土の死に顔を見た桓騎でしたが、最後を迎えた雷土の表情はどこか晴れやかで穏やかに見えました。雷土は自らが慕った桓騎のために死ねたことを誇りに思ったのかもしれません。でも雷土の死は残念ですね。#キングダム pic.twitter.com/FFe0AymPLy
— comic-search (@search_comic) October 7, 2021
キングダムでは扈輒(こちょう)将軍が戦死しましたね。ただ扈輒将軍は雷土たちをあれだけ苦しめたのに、自分は総大将だからと自害した点は、自分は拷問から逃げるのか?という気持ちにさせられました。何か後味がスッキリしない扈輒将軍の最後でした。#キングダム pic.twitter.com/RL9lNdSnje
— comic-search (@search_comic) September 30, 2021
肥下の戦い(キングダム漫画65巻~69巻)
紀元前233年、桓齮は秦軍を率いて太行山を越えて趙の深部に侵入、趙軍を破り、赤麗と宜安を占領しました。
李牧率いる趙軍と桓齮の率いる秦軍は宜安付近で対峙。
激しい戦いの末に、秦軍は大敗します。
桓齮の率いる秦軍のうち少数は包囲から脱し秦国へ退却しましたが、『戦国策』によると桓齮は討ち死にしたと記載されています。
趙は秦に占領されていた土地を取り戻したのです。
肥下の戦いは、キングダム65巻~69巻で描かれています。
キングダム内でも、この戦いで桓齮は打ち死にしています。(そして多くの桓齮軍や那貴も…)
物語内では主人公・信や、蒙恬も戦いに参加。二人は生き延びています。
番吾の戦い(キングダム漫画71巻~73巻)
紀元前232年、秦王政は兵を大挙し、趙に侵攻しました。
軍は鄴城に到着し、その後太原に到着。秦軍は狼孟と番吾を占領したが、李牧が秦軍を撃破しました。(秦軍の負けです。)さらに、李牧は秦から韓・魏の国境まで領土を奪還しました。
番吾の戦いは、キングダム71巻~73巻で描かれています。
総大将は王翦。
漫画でも、戦いの前に「番吾の戦いは秦国が負けます」と記載はしているのですが…。
まぁ読んでてつらいです…。
▼キングダム73巻のネタバレあらすじ&感想はこちら
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邯鄲攻略(漫画未制作)
紀元前229年、王翦が率いる秦軍に趙の都・邯鄲が侵攻されます。
斉との連合で情報が漏れ、かんばつや地震災害につけこまれる形での侵攻でした。
が、李牧が侵略を食い止めます。
状況を打開すべく、秦によって買収された幽繆王お気に入りの重臣郭開が「李牧と司馬昭が謀反を企てている」と嘘の情報を流し、秦軍を撃退し続けた李牧が王によって殺されてしまいます。
また、司馬尚も更迭され、紀元前228年、趙の都・邯鄲が落ち、趙は滅亡します。
秦の勝利と中国統一への道
趙の滅亡は秦の統一戦争における大きな一歩でした。
『キングダム』では、趙攻略を通じて秦の武将たちが成長し、彼らの絆が強化されていく様子が描かれています。特に信は、趙攻略(対 李牧)において多くの経験を積み、将軍としての実力を一層高めていくのです。
史実においても、趙の滅亡は秦が他の六国を制圧するための重要な一歩となり、最終的に中国統一への道が開かれました。
まとめ キングダム史実での趙滅亡までの流れは?(趙攻略) 漫画巻数と合わせ解説
以上『キングダム史実での趙滅亡までの流れは?(趙攻略) 漫画巻数と合わせ解説』でした。
『キングダム』を読む際には、これらの史実を念頭に置くと、より一層物語を楽しむことができるではないでしょうか。是非お楽しみください!
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